― 火が極まり、真実が試される年 ―
2025年(乙巳)は、「乙」の軋みと「巳」の火によって、隠されていた矛盾や問題が露見し、社会が新しい枠組みへ進むための摩擦が生まれた一年でした(大化の改新の再来とも言える変革のきっかけ)。
そして2026年、私たちは「丙午(ひのえうま)」という、極限まで火のエネルギーが凝縮された年を迎えます。
この強大な火の年が、個人・家庭・国家・世界にもたらす運命と、その波乱を通して、「宇宙の意志」が私たちに送るメッセージを読み解きます。
◆ 2026年・丙午とは何か
2026年は、丙午(ひのえうま)の年。
丙は「太陽の火」……隠すことができない火、白日の下に照らし出す火です。
午は、陽の極……十二支の中で、火のエネルギーが最高潮に達する位置。
つまり丙午とは、火が極まり、善も悪も、真実も虚構も、すべてが露わになる年です。
ごまかしは通用しません。
先送りしてきた問題は、結果として現れます。
◆ 個人・世界の中の「二つの心」が試される
人の心の中には、常に二つの心があります。
・相手を責め、外に原因を求める心
・自分の内を省み、気づこうとする心
家庭でも夫婦がぶつかり、社会でも国家同士が対立します。
それは、個人の心の拡大が家庭であり、家庭の拡大が社会・国家・世界だからです。
2026年は、この「心の在り方」が、そのまま現実として表に出る年。
これは罰ではありません。
その人の心に気づかせるために現れた、宇宙の働きなのです。
◆ 火は「善悪」を裁かない
丙午の火は、善悪を裁きません。
ただ、波長を増幅するだけです。
愛と感謝を積み重ねてきた人には
→ 火は「光」となり、人生を照らします。
恨み・不足感・被害者意識を抱えてきた人には
→ 火は「苦しみ」として燃え上がります。
火は、その人が持っているものを、ただ拡大するだけなのです。
◆ 丙午は「魂が成熟し、脱皮する年」
人生の目的を「愛の人格を完成させること」と見るならば、
2026年・丙午は、未完成の魂を一気に成長させるための試練の年です。
・悔い改められるか
・他責から自責へ移れるか
・感謝に転換できるか
ここから逃げれば、同じ課題は、さらに強い形で繰り返されます。
向き合えば、火は破壊ではなく、浄化となります。
◆ 日本に求められる「母性」の役割
世界が丙午の火で激しく揺れる中、日本に求められる役割は特別です。
日本は、火と水を併せ持つ国。
火山列島、温泉文化、禊(みそぎ)と浄化…
これは偶然ではありません。
力で支配する「火」ではなく、
包み、和らげ、育てる火。
タイプの違う双子を共に抱く母のように、
善と悪、対立する価値観をも抱き留める母性。
2026年は、日本という国家に「母性」が問われる年なのです。
◆ 宇宙意思からの問い
2026年・丙午を通して、宇宙意思が私たちに投げかけている問いは、とてもシンプルです。
「あなたは、何を燃やし、何を残したいのか?」
怒りを燃やすのか
愛を燃やすのか
恨みを拡散するのか
感謝を広げるのか
火は選びません。
選ぶのは、人間の心です。
◆ 丙午は「恐れる年」ではない
歴史的に、丙午は恐れられてきました。
しかし、本質は違います。
丙午とは、嘘の人生を終わらせ、真実の人生を始める年。
霊的に言えば、
愛の人格を仕上げるために与えられた、魂の成長の時間(年)です。
逃げる人には試練となり、
向き合う人には祝福となる。
2026年・丙午は、
人類が次の段階へ進むための年なのです。
***************************************************************************************************
【2026年:日干毎の大雑把な運勢傾向】(2/4の立春~翌年の節分迄)
2026年の干支は丙午と火の専旺干支の年。日干:丙からは帝旺(羊刃)となる年です。故に日干が火(丙・丁)の人にとっては、比肩(帝旺)、劫財(建禄)となり、自我が強くなり、己をコントロールし難い年ともなります。
また、四柱本体や大運支に寅と戌とを持つ方は、火局して火の▲が出るので、火が忌神の方は注意が必要な時とも言えます。四柱本体の十二支に「子」を持つ方は「子」が飛刃となります。また、丙も午も太陽を表し、物事が顕かになる年。
① 日干:甲の流年は食神 死…2年間の冬の期間が終了し、春の運気を迎えましたがやや停滞気味なところもあります。四柱本体や大運に偏印が出て倒食化している場合は病気等には注意をして下さい。春は本来ホッと一息ついて、食事も美味しく恋愛もしやすい楽しい季節なのですが、そこまで浮かれて心から楽しめるという感じにはなれないかも…。4月は偏印の月なので少し気を付けて下さい。妊活などの焦りや停滞もあるかも…。
② 日干:乙の流年は傷官 長生…火の傷官が固まる場合は、ややナーバスになる場合もあります。表現力・発信力が伸び、独立・副業・専門分野の確立や、会社依存のからの脱却も生じやすい場合も。
四柱本体や大運とで食傷が固まり、過傷官化して官星と強く剋す場合には男性は職場、女性は夫との関係で反発が生じる場合もあります。その対策は鋭い言葉にオプラードを被せると良いかも知れません。2・3月、12月と翌年1月は官星との尅となるので柔らかく過ごして下さい。また、6・7月の劫財・比肩の月運は自我を張らないようにしましょう。
③ 日干:丙の流年は比肩 帝旺(羊刃)…自我がとても強くなり自分の正義が暴走しやすくなり、思い切った行動をしやすいので慎重に行動して下さい。人との別れが生じる場合もありますし、高額な買い物等は控えて下さい。高齢の方の場合は健康面(血圧・血流・目・熱射病)等には気を付けて下さい。特に8・9月は比肩・敗財の月運ですので十分な注意が必要かも知れませんね。12月の「子」も冲尅になるので気を付けて下さい。
④ 日干:丁の流年は劫財 建禄…気持ちが大きくなり、思い切ったことをしたくなる年。四柱本体や大運に旺相する食神が出ていて、劫達の関係になっている場合は、ラッキーなことが生ずる場合があります。しかし、劫財が強く正財を剋している場合は、お金の事で注意の暗示がでることもあるでしょう。2・3・12月、翌年1月は慎重になさって下さい。また、8・9月、特に8月は気持ちが大きくなりやすいの、特に慎重さが必要となります。11月は流月 食神で劫達っぽくなるかも知れませんね…。
⑤ 日干:戊の流年は偏印 帝旺…学習や趣味等には良い年と言えます。非凡な才能(特殊な知性・創造性)が開花する場合もあります。しかし、妊産婦の場合は、赤ちゃんやお子さんに注意の暗示もあります。特に四柱本体や大運に食神が有って、倒食している場合は気を付けて下さい。高齢者の場合は病気の元をつくる場合もあるので、健康診断はきちんと受診して下さい。2・12月の流月は食神となり、流年との関係で倒食しやすいので無理をされない様に。3月は傷官 沐浴となり、やや神経質になりやすいかも知れません。8月は熱射病や食欲不振には気を付けて下さい。10・11月は夏の疲れが出やすい時とも言えますね…。
⑥ 日干:己の流年は印綬 建禄…一般的に平穏な年で、学問、研究、資格取得、社会的地位の安定に大きな惠がある良い年と言えます。受験生は勉学には良い年と言えます。また、官星太過の人にも良いと思います。目上の引立てもありますので、年頃の方はお見合いや紹介等で、良いご縁を得る暗示もあります。8・9月は学習には良いですね。10・11月は面倒を看ながらお金が出る場合も…高い買い物は注意して下さい。
⑦ 日干:庚の流年は偏官 沐浴…女性の場合は、不安定な男との縁と波乱が生じる場合もあります。また、男性の場合は、仕事で不本意な転換や、不安定な立場に立たされやすい場合もあります。それ故に現状を変えたくなりやすい年で、何かと動き廻ることも多くなるかも知れません。既婚の女性で夫に不満がある方は、カッとなる場合もあるでしょう。また、職場に不満がある方は、職場を飛び出したくなる場合も多い様です。特に四柱本体や大運に強い傷官が出ている場合は、その思いが強くなる傾向が出て来ます。また、刃物を振り回す子供には注意が必要。2・3・12月と翌年1月はやや孤独となり、その傾向が強くなります。5月は精神的にイライラする場合も…8・9月はプライドが高まり、動き回ったり、現状を変えたくなる場合も多くなるでしょう。
⑧ 日干:辛の流年は正官 病…正官(夫・地位)が病という不安定な状態に乗るために、四柱本体や大運に傷官等が出ていると、夫や仕事が不安定(病む)暗示もあります。働き盛りの男性の場合は、地位や役職へのプレッシャーや精神的な疲労が大きいのでしょう。年頃で未婚の女性の場合は夫を得る暗示もあります(大運が良ければ)。2・3・12月、翌年の1月は劫財・比肩と少々ガタガタします。4月は傷官の月ですので、折角の官星(正官)に傷が入る場合もあります。8・9月は正官・偏官の月ですので、少々忙しくなる傾向もあります。
⑨ 日干:壬の流年は偏財 胎…四柱本体や大運に強い比肩が出て、剋がなければ安定の時期です。社交性も強まり営業等には良い時といえます。若い男性の場合は女性に対する意識も強くなるでしょう。しかし、受験生の場合は勉強に集中できずに遊んでしまう場合も多い様です。4・5月は比肩・敗財の月運ですので、高い買い物は控えて下さい。6月は交友関係で楽しめ、10・11月は仕事でも頑張れると思います。
⑩ 日干:癸の流年は正財 絶…四柱本体や大運に旺相する比劫が有り財を強く剋す場合は注意が必要。正財には不動産という意味がありますが、衝動的な投資や大きな金銭の決断をすると失財につながる傾向がある…「物質的な資産への執着は断ち切れという天の啓示と思って下さい」。しかし、五行に火が必要な場合は、機能する資産(住むための家)という観点では家の購入も悪くはない。4・5月は劫財・比肩の月運、高い買い物は控えて下さい。