新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

四柱・その他

人生十変化と夢七訓 ― 2025年版

AIやデータ分析の発展により、私たちは以前より未来を予測しやすくなりました。しかし、それでも多くの人が自分の人生を読み切れないのは、人生の本質的な目的を知らないからです。 四柱推命では、生年月日時の干支から「命式表」を導きます。命式表は、あな…

何かが無いということは、何かを持っていること。

平凡と非凡、偏った命式を活かす。 五行(木火土金水)のバランスが良い人は、春夏秋冬の季節のバランスが良いのに似ています。温帯地方と同じですね、温帯地方は四季がありますからね…五行では春は木、夏は火、秋は金、冬は水、そして季節の変り目が土用(…

人体は様々なパーツでできています。

人体は様々なパーツで出来ています。例えば…・身体を支え、身体を移動させるための脚。・物を掴むための手。・情報を得るための目や耳。・話したり、エネルギーを補給するための口。・酸素を吸って二酸化炭素を吐くための鼻。・様々な情報を得て、相互的に判…

人生は山登り「心の成長と見える景色」。

人生とは何なのでしょうか…?私たちは、気が付いたら生れていました。ある人は男で… そしてある人は女で…この様な性格や容貌で…そして、今の両親の子供として、この時代に生れて来たのです。自分で選んだ訳でもなく、気が付いたら生れていました。勿論、両親…

家庭よりも仕事に意識を持つ。

家庭よりも仕事 上図はある男性の命式です。 日干:戊で、天干の並びは月上の印綬を中心とする比肩と偏官の並びの命式です。 四柱全ての柱が専旺干支で構成されており、 気の流れは、時柱から年柱へと偏官→ 印綬→ 比肩と流れています。 四柱八字ですので、8…

「自分を知る」とはどういうことか?~安岡正篤先生の言葉から学ぶ~

今回は、東洋の思想家・安岡正篤(やすおか まさひろ)先生の珠玉の言葉をご紹介しながら、私たちが四柱推命で大切にしている「自分を知ることの意味」について、少し深く考えてみたいと思います。 安岡正篤先生の名言『自分というものは良い言葉である。あ…

棚からぼた餅

都内の都心部の不動産価格の上昇が続いていますが、私の住んでいる高崎市の駅前も不動産価格が上昇しています。 新幹線通勤で東京まで1時間ということもあるのでしょうが… こんな話もありました… 10年前に何となく購入したマンション、ペットを飼いたいので…

正反対の五行図

上図の二つの五行図の違いについて考えてみたいと思います。 共に、日干が(木)の場合を例題にしました。 (当方の流派では、日干が木(甲・乙)の場合は、木の処にVのマークを付けます。 自分を表す日干が木ということをVで表示しているのですね…) まず、…

タイプが違う二人

上図はタイプが異なる五行です。 四柱推命の命式は、年月日時の四つの柱で出来ています。 そして、各柱は各々干支で出来ていますので、全部で8個の星でできています。 ですから、四柱推命のことを「八字」ともいうのですね…。 上図は、二つの異なる五行図で…

時柱が気になる。

上図の命式は… 日干:辛で… 生時不明での天干の並びは、月上に正財 帝旺、そして年上に劫財とが並びます。 劫財は、正財を壊す星(変通星)ですので、横の並びは嫌ですね… また、年月の柱を縦に見ると、共に正財とそれを剋す劫財との関係… 縦の関係も気にな…

金剋木の倒食

五行には「木・火・土・金・水」があります。 この五行の中で優しく柔らかい五行は「木)とも言えます。 木で作った家には優しさや温もりを感じるのも、木の持つ本質から来ているのでしょう… そして、その木(大木)を切り倒すのが、鋼でできた斧やノコギリ…

太陽が6個?

今日も寒かったですね… 日本列島に大寒波が到来し日本中が凍えています。 また、様々な分野で二極化が進んでいます。 例えば国民の政治傾向も保守とリベラルのどちらかに偏り、中庸が少なくなっています。 経済の分野でも二極化ですし、季節も春と秋の期間が…

楽しんで生きたい。

星(変通星)は全部で10個(11個)あります。 比肩から始まって、印綬まであるわけですね… その中で、強い比肩が中心の命式の方は「我」にこだわります。 また、食神 帝旺などを持っていると、楽しいか…美味しいかにこだわる場合もあります。 そして、官星が…

馬がパカパカと走る。

上図の命式は、日干:癸の月上の偏官を中心とした食神双並びの命式です。 五行を見ると、土の官星と木の食傷に星(●)が固まった命式です。 水の比肩は一つと弱く、火の財星と金の印星に星が不及。 官星には正官と偏官とがありますが、正官が調教されたサラ…

行動する時

変通星には男の様な星と女の様な星とがあります。 昔から「男は度胸、女は愛嬌」ということわざがあります。 これは、男にとっては物おじしない“度胸”が、女にはにこやかでかわいらしい“愛嬌”が大事だということです。 最近は「草食系男子」や「肉食系女子」…

生れた時間は大切!

最近は温暖化の影響か、季節の感覚に変化が生じているようです。 1年には四つの季節があるわけです。 1年(12カ月)を四で割れば3です。 計算では、春夏秋冬の四つの季節がそれぞれ3ヶ月ですので、12カ月になるはずです。 特に日本の様な温帯地方はその様に…

命式から見る平凡と非凡

一口に言うと、四柱推命は命式均衡論とも言えます。 命式の天干に良い星が並び、五行のバランスが良いことは吉命の条件の一つと言えます。 上図の命式の左側の「Tさん」は天干の並びが月上の正官を中心とした「財官印三宝の命」の命式… 五行を見るとやや土の…

命宮

四柱推命では、時柱は晩年運を表す柱と言われています。 65歳を過ぎると、確かに晩年が気になります。 若い頃に比べると体力も衰え、身体の様々な箇所も痛み出します。 皆様はいかがですか… また、時柱は子供(子孫運)を表す柱なので、時柱に吉星が輝いてい…

倒食(食神と偏印とが並ぶ命式)

上図は、天干の並びが食神と偏印(2個)の並びの命式です。 年時の天干の偏印が月上の食神を金尅木と強く剋しています。 また、大運の偏印も流年の食神を強く剋しています。 食神が偏印によって剋されることを倒食(とうしょく)と言います。 食神は食べる神…

五行の相剋

先回の記事の続きですが、今回は五行の相剋関係です。 ① の図は、比肩と財星とに星(●)が固まっている命式です。 比肩と財星とは正反対の星(変通星)です。 財星は優しや家庭性を表す星で、比肩はそれを壊す星です。 故にこの様な命式を持つ方は、人の好き…

日柱 反言について…

反言とは同じ干支が重なることを言います。 特に四柱中の干支と、同じ干支が行運(大運・流年)に再び現れる場合を反言と言います。 「反」とは繰り返すという意味で、「言」とは干支のことを意味するのですね… 四柱は四つの柱ですので、反言にも四種類の反…

この様にも考えられる…

人には様々なタイプや性格を持った方がおられます。 もちろん、生まれた環境や、教育によっても変わってくるとは思いますが… 『おぎゃー』と産声をあげ、自分で呼吸を始めたその時の『命式』によって個性や性格が変わって来ます。 命式とは、生まれた時の「…

運命の土台

上図はある有名人(男性)の命式です。 彼の命式は… 秋(酉)月生れの甲(大木)です。 大木(甲)は柔らかい腐葉土(己)に根を張って育ちます。 彼の場合は、月干に己(柔らかい土)があります。 また、大木が育つには適度な水と熱とが必要です。 彼の場合…

良くも悪くも実家に縁がある。

上図は日干:辛ですが、土の印星に星(●)が太過した女性の命式です。 印星は、比肩(自分)を生じる変通星ですので、自分を産んでくれる土台=実家と見ることもできます。 この印星が多いということは、良くも悪くも実家との縁が深いと見ることができます。…

内的世界・外的世界

天は時計回りに外へ外へ広がる性質があり、広がり過ぎて見えなくなります。 反対に、地は反時計回りに内へ内へと入り(縮み)見える大地となります。 北半球では高気圧は時計まわりに広がり、低気圧(台風等)は反時計まわりですね…。 数日前に多くの被害を…

何かがあるということは、何かがないということ。

上図は、ある女性の命式です。 彼女の命式は… 冬生れの甲。 五行を見ると、金(官星)と水(印星)に星(●)が固まり、火の食傷と土の財星に星(●)がありません。 天干の並びも官星と印星ですね…。 「年月日時」の四つの柱の干支ですので、4×2=8…ですの…

非凡な命式

上図は非凡な物理学者、アインシュタインの命式です。 1世紀以上も前、一人の物理学者が「相対性理論」という革命的なアイディアを発表し、現代物理学の基盤を築き上げました。 彼の名前は、アルベルト・アインシュタイン(1879-1955)。 その天才的な頭脳と…

命式(天干)の違い…

上図は或る二人の男性の命式です。 二人共、日干:壬です。 左側のAさんの命式は、五行的には 比肩→食傷→財星と気が流れる命式で、 右側のBさんの命式は、正官→印綬→比肩と気が流れる命式です。 同じ壬ですが、タイプは逆の命式とも言えます。 Aさんは月上・…

週末婚になりやすい星。

価値観が多様化する現代では、結婚や夫婦の形も多様になってきました。 結婚はしたいけれど、自分らしい生き方も尊重したいと「週末婚」を選択する夫婦も増えているようです。 週末婚とは、戸籍上の夫婦でも週末やお互いの休みの日だけを夫婦で過ごし、普段…

共鳴

無形なる天の十干と有形なる地の十二支…天干と地支…天地とも干支とも言えますね…。人間に置き換えると心と身体みたいなものとも言えますね…心と身体ですので、拡大解釈すると霊と肉とも言えるかも知れません…。そして、心と身体は互いに影響し合っています。…