* 稔(みのり)ある人生を生きるために
人の一生は、まるで自然の四季のようにめぐります。
春に芽吹き、夏に燃え、秋に実り、冬に静まる。
四柱推命では、この流れを「五行」や「変通星」で読み解くことができます。
そこには、**人がより豊かに生きるための“天の理”**が隠されています。
🌿 春 ― 青春という“木”の季節
人生の始まりは「木」の五行から。
木は成長と拡大を象徴し、変通星では「食傷(しょくしょう)」にあたります。
食傷は感受性・表現・創造力の星。
つまり、青春は「心が芽吹く季節」です。
夢を描き、恋をし、感じるままに動く。
この時期の“感じる力”こそが、その後の人生を支える根っこになります。
未熟でも、まっすぐに伸びようとする姿が春の木のよう。
失敗も経験も、すべて未来の養分になるのです。
☀️ 夏 ― 働き盛りの“火”の季節
結婚、仕事、家族。
社会の中で役割を果たす時期が「火」の季節です。
変通星では「財星」や「官星」にあたります。
30代から50代は、家族のため、仲間のため、社会のために汗を流す時期。
家庭を築き、責任を果たす。
火は燃えるほどに輝きますが、同時に燃え尽きないようにバランスも大切です。
官星(正官・偏官)の時期には、リーダーとしての役割が求められます。
社会の中で、自分をどう生かすか…
それが夏のテーマです。
🍁 秋 ― 実りの“金”の季節
60代・70代になると、人生は「金」の季節へ。
“金”には、実りを収穫し、次の世代へ渡す力があります。
変通星では「印星(偏印・印綬)」がこの時期を象徴します。
長年の経験が知恵となり、
子や孫、後輩へと受け継がれていく時期です。
金の色は白。
白髪が増えても、心の輝きは増していく。
豊かな秋を迎えるかどうかは、
それまでの人生の「心の耕し方」にかかっています。
❄️ 冬 ― 魂が静かに輝く時
そして晩年。
印星を過ぎると「比肩」の時期になります。
それは、“個”への回帰。
魂が本来の姿に戻り、新たな世界へ旅立つときでもあります。
肉体の終わりは、魂の完成。
地上の冬は、魂の春の始まりでもあるのです。
🌕 運を知るということ
命式が安定し、行運が順調な人は、比較的穏やかな人生を歩みます。
しかし、命式に偏りがあり、行運の流れが険しい人は、
波の多い人生を歩むことになるかもしれません。
けれど、それは「不運」ではなく「磨き」です。
運の流れを知ることは、
恐れずに自分を活かすための“地図”を持つこと。
どんな運でも、使い方次第で光ります。
苦労も、悲しみも、魂を成熟させる肥やしとなります。
🌸 人生は、四季のように巡ります。
春には芽を出し、夏に燃え、秋に実り、冬に静まる。
その流れを理解して、自分の季節を活かすこと…
それが「稔(みの)ある人生」を生きる道です。
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