新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

時の運がもたらす教訓

最近、ある自治体のトップに関するニュースが世間をにぎわせました。
「ラブホテルで会議?」といった刺激的な見出しが並び、テレビやインターネットでも大きく取り上げられています。

ニュースの是非はさておき、四柱推命の学びを深める者として、こうした出来事は「運の作用」を考えるきっかけになります。
その方の生年月日をもとに命式を推定してみると、財星と官星が強く現れるタイプの命。
これは、社会的地位や財運に恵まれる素質を示し、世に出やすい特徴です。

ただし、財星と官星が過度に重なると「財殺・官殺」となり、順調なときほど人からの批判や試練を呼び込みやすくなります。
ちょうど昨年から今年にかけては、運気に官星が重なり、バランスを崩しやすい時期でした。
このような巡り合わせは、誰にでも起こりうるものです。

華やかな運のときは、注目を集め、成果を上げやすい反面、周囲からの目も厳しくなります。
だからこそ、順調なときほど慎みと配慮が必要になります。

今回の出来事を通して私たちが学べるのは、
「運気の波に乗るときこそ、足元を確かめる」
という大切な教訓です。

四柱推命は、ただ未来を占うだけでなく、時の流れとどう向き合うかを教えてくれます。
ニュースをきっかけに、自分自身の歩みを振り返ってみるのも良いかもしれませんね。

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