変通星と十二運星は、実はセットになっています。
変通星が「空間」だとしたら、
十二運は「時間」のようなもの。
たとえば…
同じ〈新宿・歌舞伎町〉でも、
昼と夜ではまったく雰囲気が違いますよね。
昼はビジネスマンが行き交う街。
夜はネオンが光る別世界。
つまり、
同じ「場所(星)」でも、
「時間(十二運)」が変わると意味がまったく違ってくるんです。
そこで今回は、
変通星の中でも“自立心と個性”を象徴する「比肩」に
十二運がついた場合の12タイプをご紹介します。
● 比肩 × 十二運 12タイプ
〜「自立」と「自己確立」のプロセス〜
比肩(ひけん)は、
「自分を立てる力」「我を通す力」を象徴する星です。
他人に流されず、自分の信念で生きたいタイプ。
そこに十二運という“時間の波”が重なると、
「どんなタイミングで自分を立てていくか」が見えてきます。
① 比肩 × 胎(たい)
まだ“自分の個性”が生まれ始めた段階。
「独立したいけど、どう動けばいいか迷う」時期です。
起業や転職を考え始めた人に多く見られます。
🔹試行錯誤を恐れず、少しずつ自分の形を模索していきましょう。
② 比肩 × 養(よう)
独立への準備を整える時期。
「自分の軸を養う」ために、知識・経験を蓄えるフェーズ。
🔹師匠やメンターとの出会いが運命を変えることも。
③ 比肩 × 長生(ちょうせい)
個性が芽を出し始め、周囲の応援を受けながら成長する。
「自分らしく生きたい!」という情熱が強くなります。
🔹SNSや副業など、自己発信に最適なタイミング。
④ 比肩 × 沐浴(もくよく)
感情の波が激しく、「本当の自分探し」に揺れる時期。
独立への憧れが強まるが、迷いも多い。
🔹他人と比べず、「何をしている時が心地よいか」を感じて。
⑤ 比肩 × 冠帯(かんたい)
自己主張が強く、リーダーとして頭角を現す。
「自分のやり方」に自信を持ち、周囲を引っ張るタイプ。
🔹プレゼン・企画・営業など、表に立つ仕事に◎。
⑥ 比肩 × 建禄(けんろく)
安定した自立タイプ。
一度決めたらブレずにやり抜く力がある。
🔹経営者・専門職・職人肌に多く、地位を築きやすい。
⑦ 比肩 × 帝旺(ていおう)
自己主張の頂点。
「俺がやる」「私がやる」と前に出るカリスマ型。
🔹経営者・リーダー・起業家に最適。
ただし、孤立しすぎないように注意。
⑧ 比肩 × 衰(すい)
ピークを過ぎ、次の方向性を探る時期。
これまでの経験を活かし、人を育てる立場に向く。
🔹教師・コンサル・アドバイザーなど、人を導く仕事に◎。
⑨ 比肩 × 病(びょう)
心が繊細で、強い意志と感受性が共存する。
人の気持ちに敏感で、感性を生かすことで輝くタイプ。
🔹芸術・心理・カウンセリング・セラピー系に適性。
⑩ 比肩 × 死(し)
一度すべてを手放し、再スタートを切る時。
「終わり」と「始まり」が同時にやってくる変化期。
🔹転職・移住・新しい挑戦にベストタイミング。
⑪ 比肩 × 墓(ぼ)
内省と集中の時期。
黙々と一人で作業することで力を発揮する。
🔹研究者・開発者・職人など、“深く掘る”タイプに◎。
ただし、閉じこもりすぎに注意。
⑫ 比肩 × 絶(ぜつ)
すべてをリセットし、新しい生き方へと向かう。
人生の価値観が変わりやすく、霊的な気づきが起こることも。
🔹過去を手放し、軽やかに次のサイクルへ。
◎ まとめ
「比肩×十二運」は、自立の流れを12の段階で示しています。
胎〜絶までは、“生まれ→成熟→再生”という生命のリズム。
つまりあなたの中の「自立心」も、
季節のように巡りながら進化していくのです。
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