四柱推命では、生まれた瞬間の「天と地の気」が
私たちの性格・才能・運命の“設計図”を形づくると考えます。
このとき重要なのが――
🔸変通星(へんつうせい)=エネルギーの種類
🔸十二運(じゅうにうん)=そのエネルギーの成熟度とも考えられます。
🔹変通星とは?
あなたがどんな方向で生きるかを示す「人格の軸」の様なものかも…
たとえば…
変通星 現代風イメージ
比肩 自立・自己主張・挑戦・分離の星
劫財(敗財) 競争・共有・チーム戦略の星
食神 楽しみ・創造・癒しの星
傷官 表現・批評・敏感・突破の星
偏財 営業・交際・チャンスの星
正財 管理・堅実・信頼の星
偏官 行動・挑戦・リーダーシップの星
正官 責任・秩序・信頼の星
偏印 アイディア・変化・個性の星
印綬 学び・伝達・教育の星
🔹十二運とは?
エネルギーの“生命サイクル”。
誕生から衰退までを、12段階のリズムで示します。
十二運 現代風イメージ
胎 まだ見ぬ可能性、準備期
養 守られて育つ時期
長生 エネルギーが芽吹く
沐浴 感情・恋愛・迷いの時期
冠帯 社会に出て注目される
建禄 実力を発揮し安定する
帝旺 権力・影響力の頂点
衰 落ち着き・熟考の時期
病 感性が鋭く内面を見つめる
死 終止符、リセットのタイミング
墓 内省・蓄積・霊性の領域
絶 新しい命のための再起点 とも考えられます…
🔹両者の関係
変通星(個性)に十二運(成熟度)が組み合わさると、
同じ星でも「表現の仕方」が全く違って見えます。
たとえば…
「比肩×帝旺」なら… 王者のカリスマ。誰にも従わないリーダー。
「比肩×養」なら… 守られた中で自立心を育てるタイプ。
「傷官×沐浴」なら… アーティスト的感性。恋愛・表現両方で波乱も。
「偏財×衰」なら… 落ち着いた社交術。年齢と共に人脈が熟成。
このように、数多くの組合せとなります。
🔹現代的な活用法
変通星×十二運を知ることで…
▢ ビジネスでの強み・弱みが明確になる
▢ 恋愛や人間関係の相性がリアルにわかる
▢ 人生のサイクル(行動期/内省期)を読める
四柱推命は「運命論」ではなく、
“エネルギーのマネジメント理論”ともいえます。
次回からは各変通星ごとに、その主な特徴を…
◆「比肩×十二運」=12タイプの“自立の形”
◆「食神×十二運」=12の“創造スタイル”
◆「偏財×十二運」=12の“人脈戦略”
…という形で、お伝えしたいと思います。
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