最近は、SNSを介したロマンス詐欺・投資詐欺が増えています。
2024年の件数では…
・ロマンス詐欺件数:3,784件(前年比 +2,209件)
・投資詐欺件数:6,380件(前年比 +4,109件)
・被害総額:約 1,268億円(前年度比 +813億円)
だそうです。
人間は霊肉(心と体)とで出来ているので…
お金と愛を欲するのでしょうね…。
確かに、お金があると便利ですからね…
また、愛する人が居れば、心も満たされると思います。
その人間の欲と寂しさを利用した犯罪がこの様な詐欺ともいえます。
人は欲望が満たされた時に幸福を感ずるのですが…
実はこの欲望には義なる欲望と不義なる欲望とがあるのですね…。
欲望の満たし方が重要なんですね…
不義なる欲望を求めると魔が近寄って来ます(魔が差す)。
魔が差すとは、普段は理性的に行動できる人が、ある瞬間、感情や誘惑に負けて、判断を誤ってしまう状態を言います。
悪いことをしてしまう原因が、まるで悪魔の仕業のように感じられることを現しています。
人は「健康・愛・財産」を求めますが、それらに魔が差すと、「病魔・色摩・死金」になる場合もあります。
ですから、いつも正しい志を持って人生を生きることが重要なんですね…。
四柱推命の変通星ですは…
「劫財・偏印・財に付く冠帯」の3つが悪く働くと詐欺と波長が合いやすいと言われています。
これらの星(変通星や十二運星)が命式本体に悪く働く場合…
あるいは、行運(大運・流年)に悪い状態で出る場合は注意が必要かも知れませんね…。
劫財にはものに賭ける賭博性があり欲もあるので、この劫財にあれる十二運の沐浴等が付いていると…
又は、劫財と財星が共に並んでいる場合…お金を流す暗示も…。
敗財には、「あわよくば」という意味があり、楽をしたいとか流されやすい意味もある。
情に流されるとハニートラップの罠にかかることも…
偏印は頭の良い星ですが、偏印が悪く働くと裏の知恵ともなります。
財(正財・偏財)に付く冠帯…あるいは、財に付く帝旺 羊刃…大きなお金の意味。
男性の場合、偏財 沐浴の時は。女が欲しくなりやすい。
食神に沐浴が付くと、情的に受身になって流される場合も…
その他、様々ありますが、いずれにせよ、志しを無くして我欲に流される場合に魔が差す場合が多い様です。
自分がこの世に生れた役目を知って、正しい志しを持って歩んでいる場合は、不思議と守られると思います。
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