新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

或る演歌歌手の命式


上図はある女性演歌歌手の命式です。
彼女は芸能好きな母親から5歳の時から日舞とバレエを習わせられ、6歳の6月6日から、母親自ら浪曲と民謡を教えてもらった。
また、女子高の在学中に「歌手になります!」と学校を中退したそうである。
そのご、独特な「うなるような節」でヒット曲を生み、日本を代表する演歌歌手となった。

生時不明での判断ですが…
日干:丁の印綬を中心とする傷官との並びの命式(印綬傷官格)。
また、十二運も墓死絶と休囚している。
印綬も傷官も才能を表す変通星ですので、「印綬傷官」の並びの命式は、技芸やスポーツ等の才能で生きていく人が多い。
また、その十二運が休囚していると、より内的(精神的)な世界に関心を持つ傾向がある。
彼女のシブい「うなり節」もこの様な命式の特徴から来ているものと思う。
持って生まれた才能を持ち、幼少の頃からその才能が磨かれたのだと思う。

五行図(丸い円の中の木火土金水)の中の比肩は、自分軸を表し、食傷や印星は、感じたり考えたりする才能を表す。

五行図は、比肩という核を中心に印綬・食傷という精神と財星・官星という肉体の星でできている人間の様なものと言っても良いかも知れない。

印星・食傷…精神性
財星・官星…現実(肉体)
また、その変通星に付く十二運が
旺相(冠帯・建禄・帝旺)すると、より現実(実業)の世界に関心を持ち、
休囚(死・墓・絶)すると、より、内的な世界に関心を持ちやすくなる。

旺相する十二運を持つと、エネルギーの強い環境(都会や繁華街)を好み。
休囚する十二運を持つと、静かな閑静な環境を好む傾向があるらしい。
十二運によって、エネルギーの方向性が外向きと内向きの違いがある。
このエネルギーの強弱によって、住む場所や活躍の好みが変わって来る。
自分の命式に合った生き方が自分らしい生き方となり喜びとなる。
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